現在の宝石市場

宝石は皆さんもご存知のとおり天然の資源です。無尽蔵にあるわけではありませんのでその産出量によって価格は変動します。そして現在市場での宝石の価格は世界的な基準としてカラットで決まります。

産出量とカラットと価格

現在の宝石市場1

宝石は石油や石炭と同じように鉱物資源ですから、古代から絶え間なくひたすら採掘され続け、最近では世界を代表する産出国のスリランカでさえも、どんどん産出量が減ってきていて、近い将来完全に「枯れる」日がやってくるのではと心配されています。

産出される量が少なくなれば、稀少価値が高まり、価格はどんどん上がってくるのは世の中の常です。

ことに、宝石の価値を見極める上で最大のポイントである重量(カラット)では、1カラット以上の「大きな石」と呼ばれるに値する大きさの石の産出量はどんどん減り、それとともに信じられないほどのスピードで販売価格が上がっています。

ですから、「海外旅行のお土産に」「記念のプレゼントに」などと気楽な気持ちで宝石を買うときは0.8カラット〜0.9カラットぐらいの石は1カラット以上ある大きさの石よりもずっと安くなっているはずですから、大変お勧めです。

0.9カラットもあれば、ペンダントやリングとしてもかなり見栄えのよいジュエラリーに仕上がるはずです。

現在の宝石市場2

こういう背景ですから、お店でルースの石を選ぶ時は、1カラット以上の大きな石と、それに近いけど1カラットよりも小さな石の両方を見せてもらいます。

たったコンマの重さの違いしかない両者の石ですが、値段は大きく違っていることが分かります。これで双方の石の色がほぼ同じであるのに、値段が同価格帯であれば、その石はまがい物の可能性がある疑いがあるのです。

ただし、将来宝石が飽きてしまったら販売しようと考えている人は、高くつきますが1カラット以上の大きさのあるものを購入することを心がけた方がよいでしょう。1カラット未満の宝石の下取り価格は本当にわずかなものです。

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